English


煩悩殿ついでに課長さん

01/26/2003

所信表明という訳では無いが、、、。

三十九歳の誕生日から二週間が過ぎた。
で、三十代最後の年齢になったからと言っても何が変わる訳でもない。
まあ単に年齢が変わったからといって、心身的に直ぐに変貌を遂げるわけではないのは
自明のことだがね。

それにしても丁度十年前、そう二十代のあの最後の二十九歳になった時は悲壮感が
あった。
あの頃は三十代が来ると言うのが一種、
自分自身で自らに課す精神的なプレッシャー>であった。
”三十が来る。だから今、これだけはやっておかなくては、、、”等と日一日を無駄
にしない気力があったものだ。
しかしながら、今、三十代最後に至って、この全く以って心に湧きあがってこない
無>感動と、
”なる様になる”と言うご都合主義はどう言うことだ?
そんだけお前も歳を取ったんだよ、と言われればそれでお終いかも知れないが。

年齢的にオッサンに変わりは無いし、毎日毎日定刻通りに超満員の電車乗って通勤
し、事務所に来れば来たで年末進行で今日も企業で残業。
時に外の現場処理に出かければ、千葉の彼方から首都圏を横断して神奈川の僻地に
行く、なんて無茶苦茶なスケジュールに振りまわされたりしている。
年がら年中、貧乏ヒマナシだね。
超満員の電車で郊外の家に帰れば、既に配偶者は寝静まった後で、、、、、、、
”嗚呼、今日も女房と一言も話してない!!・・・”と嘆く一介の中年給与所得者
人生を十年一日の如く演じ続けている毎日である。

まあ俺の給与所得者の役どころとした演技人生、何が面白いのかね?
とも思うが、まあそれはそれこれはこれ。

大体、首都圏の勤労者はあんな満員電車に毎日揺られ長時間通勤に費やすなんて、
自分も含め人生の貴重な時間を無駄にしていると思う。
たまには電車で糞餓鬼に喧嘩に巻きこまれ命を落とし、たまには痴漢に間違われ
職場までも失い、まあ常に仕事以外のリスクに晒される。

首都移転でもすりゃ、俺も含む首都圏で働く出稼ぎ労働者はこんな苦労をしなくな
るのか?
とも思うけど、首都圏の有権者に首都移転反対論者の極右石原慎太郎が支持されて
いる限りは無理だわな。

話が逸れた。

こんな事、何時まで演じ続けていても仕方が無いのだが、と思って気付いた。
俺のこの演技人生、、寿命が仮に七十八歳とすれば、、、、丁度今年で峠ってワケ
だ。
これから先は多少上りが出てきたとしても、ただ低い方に転がり続ける人生ってワケか?
やはり、二十代の一番最後に思った様に、”日一日を無駄にしない努力をせねば”と思う。

うーっむ。
やはり俺は十年一日の如く、同じことを繰り返している気がする。

**待て!!次号**





宛先: "Ekimae Rindo" <ekimaerindo@ml.melma.com>
件名: [ 喜劇!駅前林道 :160]  煩悩殿ついでに課長さん

煩悩殿、そしてついでに課長さん
バタバタしておりメール送信が遅れてすみません。
気にはなっておりましたが・・・すっかり忘れておりました。
この度はご結婚・・・・否・・・・
お誕生日おめでとう御座います。
お互いすっかりおっさんになりました。
た所信表明演説を期待しております。
ではまた。



SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送