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不惑惑々

02/11/2004

 

 
不惑の歳を昨年年末に迎え、年越し。
そして、あっと言う間に1ヶ月が過ぎた。

今まで不惑、不惑と馬鹿の一つ覚えの様に、焦った様に言ってきたが、、
言葉とは裏腹に年末から年始に掛け、ひたすら事務所と自宅を往復して
飯を食って子供と遊んで寝る、と言う牛の涎的人生を送っている。
しかも、本も新聞も碌に読まない文盲状態で、世の中の動きからはかなり
取り残されているな。
(まあ巷じゃイラク派遣とか暗いどうしようもない話題ばかりなので厭世に
浸るのは良いのかも知れないがね)

で、遅ればせながら、オヤジはこれではいかんと思いついたのが、先日。
まあ実行するかしないかは別にして、今年やりたい事を羅列してみた。
「究極のバイク作り」と「終の棲家」は別にして、、、。
(そうそう丁度、英蟯虫氏が「やりたかったこと」をwebで発表している様に。。)
本来、こんな抱負というか目標と言うのは年始早々に立てるべきだが、、
カレンダーではもう2月だ。

放蕩オヤジが今年やりたい事

(その一) 自転車
 実は年末にイベントの景品と称して自転車(所謂ママチャリ)を貰ったのだ。
 で乗ってみると、いい塩梅の低速と自分の足を使うと言うのが新鮮、。
 実は中学生以来、自転車小僧で、、やがて単車に移行してフェードアウトし
 ていった過去があるのだが、再開の気持ちに火が点いた。
 3月にいよいよ終の棲家、鎌倉に転居するのだが、なんせ鎌倉の道は狭い。
 まあ鎌倉の旧市街地、鶴岡八幡宮とか小町通りとかは、一般的に観光地
 なので、、そんな人込みにはあまり出没しないとしても、海が近いので遊びに
 行くとして、、、車や単車は置き場所がない。大体あの辺りは万年渋滞だ。
 更には鎌倉の街は要塞の様に標高の低い低山に囲まれた街なので、、、
 そんな低山には周遊道みたいに未舗装の山路があって元々オフ派の私には
 かなり魅力的、、、、。
 そこで、気の利いたマウンテンバイクを一台購入しておけば、単車に乗れない
 週末には山路で遊べるのではないか・・・と親父は考えるのだ。
 本当はそれこそ125cc位のオフ車があれば事足りるのだが、、、なんせ昔の様に
 二台も単車を保持できる身の上ではないので、、、まあこれだと女房に言い訳も
 立つしね。 (大体それじゃあタダの単車道楽やもんな・・・)
 この目標は意外に早く実現できるだろう、なんせ金さえあれば良いわけだから。

(その二) 波乗り
 鎌倉といえば湘南である。
 湘南と言えば、国内では波乗りのメッカなのだ。
 とは言っても、波乗りと言うのはどうも食指が動かないのも事実だった。
 大体マリンスポーツ全般に言える事だが、、あの軟派な感じがどうも好きになれ
  ない。スキーやスノーボードにも似た何というかスカした軽い感じ。
 やってる奴等も昔から髪を茶色に塗装したりして、、、どうも本来単車乗りの我々
 とは対極にあるとずっと思っていた。
 (彼らの大半もきっと対極と思っているに違いない)
 が、、、実は数年前、当時の事務所の呑み仲間と三浦だかに海水浴に行った
 頃から波乗りに対して純粋に遊びとしての興味はあった。
 よく見てみると意識の中にステレオタイプで刻まれた波乗りのイメージと、実際の
 現役波乗り連中を見比べてみると、大幅に違っている事も朧気ながらわかってきた。
 湘南に行ってみれば分かるのだが、糞寒い冬でも嬉しそうに波に浮かんでる連中が
 いる。
 更にはよく見ると、そんな奴等には若造は少なく、我々と同じ様な年頃と思しき奴
 等の方が多い。
 中には禿げたオッサンなんかも盛んに只管、波に挑んでいるではないか・・!!
 意識の中で確実に波乗り像を変えたのは、年末に自宅予定地の壁を塗ってくれて
 いた大阪出身の左官屋の兄ちゃんの話だった。
 彼は波乗りやりたさで左官の傍ら湘南に根を下ろした訳だが、、、、、関西にいる
 頃には冬の日本海で波に乗るのが最高の波乗りだったと言う。
 「雪の積もった浜を踏みしめながらね、波乗りに行くんですよ、もう殆ど頭悪い状
  態ですね」
 と言う左官屋の言葉に、或る意味、単車乗りにも似たストイックな感じを発見した
 のだ。我々が昔からイメージして来たチャラチャラした波乗り像と言うのは、実は丘
 サーファーで有るのでは?とも感じている。
 とは言っても、色々その筋の経験者に聞いてみると一筋縄ではいかぬらしい。
 例えば一番いい波には地元のベテランしか乗れないとか、一元さんお断りの浜が
 多いとか。かなり封建的な世界でも有るらしい。
 でもまあ単車の世界もそうか?
 その辺りの調査がまだ終わっていないので、波乗りをするかしないかは当面先延ば
 し。けど、歳も歳だし勢い余って突っ走る可能性も否定は出来ない、、、。
 その前に遠泳が出来ると言う条件をクリアする方が先だが、、。

(その三) 無線
 携帯やeメールの世の中で無線に価値があるのか?
 と愚かな人はいう。
 けどね、携帯やeメールを道楽と捉える人は居らんやろぉ普通。
 アマ無線免許は98年5月に取得してはいる、、、、、
 当時からやるやると言って開局申請していないだけ。
 その実、何故開局しなかったのかと言うと、駅前を含む周囲にその時点で無線を
 やる面子が居なかったからに過ぎない。(と、如何にも自主性の欠片もない理由)
 だがしかし、、、最近業務で無線を使い始めて、これはやはり使えるなと言うのが
 実感できた。
 今年から英蟯虫氏が帰国して、国内の駅前活動を再開すると、僻地で会う事も
 考えられる。
 幾ら携帯のアンテナが全国に立っているとは言え、電波の届かない場所はまだまだ
 多い。しかも無線の場合は使用料タダだ。
 本来、山の中での活動が多かった駅前の活動も、最近は平野部(所謂舗装路)
 での活動に移行しているが、、、それでも僻地での活動が予想されるため携帯
 なんかよりは無線の必要性が高いと勝手に思っている。
 他のメンバーがどう考えているかは謎だが、特に課長様、今は音信不通でも、
 それは携帯&PCが面倒だからじゃあないですか?
 折角、バイクに復帰するのだったら、是非Bajaにも無線積みませんか?
 とにかく、転居が落ち着いたら、まずは無線機を購入して、開局申請をしてみよう。
 そしてバイクに積んで使ってみよう。
 その昔、バイクに無線を積だオッサン連中を白い眼で見ていた自分だったが、、、。
 益々自分がオッサン化しているのが顕著になってきた気もする。

(その四) 駅前法人化
 本業の話。
 喜劇!!駅前林道として法人化の話は既に数年前から検討課題であったが、、
 なかなか現実化していない。
 ただ、何時まで経っても自分が何もしないのでは当然誰も何もやらない訳で、、
 年始から英蟯虫氏からの「商標登録」の調査依頼もあり、こちらの調査もやって
 いるが、あくまでもその延長線上には「法人化」の狙いがあるのだ。
 因みに商標登録で引っかかるのが、その諸費用と他の駅前メンバーの意識の
 問題。申請料くらいは有志で何とかなりそうだが、、、申請が通り登録をする段階
 では駅前メンバー中で一体全体何人の有志(融資)が集まるかは残念ながら、
 現状ではあまり期待は出来ない。(なんせ登録料6万を超えるからね)
 話を法人化に戻して、、、因みに昔の思いでは、山羊乳屋、バイク屋、パブの三社
 異業種連合の形態での法人格取得であったが、、、、今の現状ではその形態も
 難しそうではある。
 その辺りは、春以降の検討課題ではあるな。
 
(その五) 本
 昨年読みたくて読めなかった本。(昨年の手帳から抜粋)
 
 「戦争童話集」     野坂昭如 中公文庫
 「怒る技術」       中島義道 PHP研究所
 「非国民」        森巣博   幻冬社
 「不良社員の条件」  嵐山光三郎 光文社知恵の森文庫
 「ボッタクリ資本論」   青木雄二  光文社知恵の森文庫
 「ボロもうけ資本論」  青木雄二  光文社知恵の森文庫
 「個人と国家」      樋口陽一  集英社新書
 「メディアコントロール」  ノーム・チョムスキー 集英社新書
 「日本川紀行」     向一陽    中公新書
 「運転」          下野康史  小学館
 「サラリーマン野宿旅」  蓑上誠一  水月舎
 「くろふね」        佐々木譲  角川書店
 「七つの金印」      著者不明  講談社
 「テロリストが見た桜」  大石直紀 小学館
 「イラク 戦争と占領」  酒井啓子 岩波新書
 
 春以降は、なんせ通勤(痛勤)1時間40分。
 電車に乗っている時間が合計、約1時間10分。
 未読本を読み漁るしかないな、、、。
 


**待て!!次号**




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